○① 仕事に人生をかける人
○② 不可能を可能にするために限りなき努力をする人
×③ 自分の仕事に誇りを持つと同時に謙虚な人
×④ 先や時代を読んで仕事をする人
○⑤ 時間より目標を達成するために仕事をする人
○⑥ 高い志・理念・目標に向かって邁進する人
○⑦ 結果にすべての責任を持つ人
○⑧ 成果によって報酬を得る人
○⑨ 仕事において甘えのない人
○⑩ 能力向上のために常に学び、努力し続ける人
○⑪ 仕事を通して人間性・能力を高めていける人
×⑫ 謙虚かつ貪欲に誰からでも学ぼうとする人
×⑬ 仕事を通して周りの人に夢と感動を与える人
○⑭ 仕事のために自己管理が徹底できる人
○⑮ 尊敬できる人(メンター・師匠)を持ち、その人に徹底的について学んでいる人
○⑯ 真剣に人材(後輩)育成している、または将来する決意のある人
※あなた方がなろうとしているのはプロフェッショナルです。
常にそれを意識して見習い期間を過ごしてください。
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当訓練所の教本
~プロフェッショナルの定義~についての全文である。
自己分析の結果4つも×があった。
③“誇り”は持っているが“謙虚“じゃないので・・・・×
④時代に逆らうのが好きなので・・・・×
⑫“貪欲”だが“謙虚”じゃないので・・・×
⑬“感動”は与えてるほうだが現実を直視させることが多いので・・・×
資格を持っているからプロなのではない。賞をたくさんとっているからプロなのではない。テレビに出ているから、新聞に出ているから、本を出しているからプロなのではない。
プロフェッショナルとは”結果に全ての責任を持つ人”である。上手く行った時は誰でも“ドヤ顔”になる。しかし上手く行かなかった時に結果を甘んじて受け入れ、自分の未熟さを深く反省し次に繋げるのが“プロフェッショナル”である。
ついつい責任転嫁をしたくなる時もある。いいわけもしたくなる。しかし結果のすべてが関わった訓練士の責任なのである。
とりわけ本気咬みの咬癖犬に関してはプロフェッショナルの不在が大問題である・・・と憂えているのは私だけ?
巷にあふれる訓練士にまつわるエトセトラ
「訓練士のいうことはきいても飼い主のいうことはきかない」とダメ出しされる → 技術力の低下
「咬む犬は家に帰ったら元に戻る」と訓練士自身が平気で言う → 不可能を可能にする努力をしていない
「飼い主が甘いから咬まれるんだ」と逃げる → 責任転嫁
「咬む犬も訓練すれば直るという訓練士は嘘つきだ」と自分の存在価値を否定する → 暴言
「咬む犬は取り扱っていません」と遠回しに処分しろと言う → 職務放棄
「咬む犬なんか処分して新しい犬を飼った方が良い」とはっきり言う → 言語道断
「飼い主が自分で訓練しなきゃ意味がない」と逃げる → 職務怠慢
「まるっきり成果が出ていないのに報酬を得る」 → 詐欺?
「△★□◎▼×!卍#$%&*?」(ガンチ)
どんだけ怒ってるんだガンチ・・・言葉になってないぞ。
人それぞれとは言うけれどプロフェッショナルを口にする以上、飼い主がノイローゼになるくらい困っていることには向き合っていきたい。それが私のポリシーである。
絶滅危惧種:中村信哉はプロフェッショナルの不在を憂い、わんこの行く末に心を痛める。
※ガンチ:このコーナーに出てくるフィクション犬であり私の心の叫びとリンクしている。ちょっとガラが悪いが気にしなくていい。ガンチの行動は過去に出会った半端じゃない犬たちをモデルにしています。
これから時々登場しますのでどうぞよろしく!
他の登場人物
コマンダーさん:元グリーンベレーの隠居のおじいさんでガンチの飼い主
ゴードンさん:コマンダー家の隣に住むフリーライター
サリー:ゴードンさんの愛犬