愛犬救命訓練士とは?

一般家庭犬や警察犬、競技犬、スポーツドッグの訓練・育成を主軸にした訓練士、犬の幼稚園のトレーナーやわんわんインストラクターが取り扱わない命の瀬戸際にある“本気咬みのわんこ”を救おうと獅子奮迅している訓練士のことです。

いわゆるしつけ・訓練の専門家と言われる人たちに“さじを投げられた”わんこたちをこの20年間救ってまいりました。犬をきちんとしつけようとする気風は高まってるはずなのに、情報はありふれているはずなのに耳にするのは訓練士が“本気咬みのわんこ”の訓練を拒否するという話ばかり・・・・。

私が取り扱った200余頭の本気咬みのわんこの飼い主様は問い合わせ先でこれでもかと言うほどの辛い言葉を耳にしたそうです。

「咬む犬は直らない」「うちは取り扱っていない」

「その子は処分して新しい犬を飼ったほうが早い」

「咬む犬が直るなんていう訓練士は嘘つきだ!」

「私には咬まない。あなたが甘いからだ」「怒らせないようにして飼うしかない」

「どうして私が咬む犬なんて訓練しなきゃならないの!」

完全に見放した言葉のオンパレードですよね。事実無根のことを書き記すなら甘んじて報いは受けるつもりである。
しかし私の下を訪れた飼い主様の涙混じりの証言はどう聞いても嘘には聞こえないし、見捨てられたからこそ犬は咬み続け、運のいい子は私の下に辿り着いているのです。

プロと称する自分たちの発した言葉です。よもや発した張本人達も今更“違う”と言うこともないはずです。

訓練所選びに失敗した飼い主様の信憑性のある話、自ら調査した結果、本気咬みのわんこが関東全域、遠くは北海道、広島、香川から来ているという事実を考えて“本気咬みをするわんこ”を訓練できる訓練士は存在しないということが明らかになっています。

受け入れたところがあっても結果が飼い主様の希望に添っていないという数多くの事例も報告されています。それだけではなく実際に訓練を行ったトッププロと言われている訓練士が「咬む犬は直らない」と明言したのを自ら確認しています。これ以上のゆるぎない事実がありますでしょうか?

以下の条件をクリアした訓練士が“愛犬救命訓練士”に当てはまります。

  • 種を問わず矯正訓練を引き受ける人  
  • 犬歯や前後臼歯の切除を行わず矯正訓練に取り組める人  
  • 去勢や薬物治療を行わず矯正訓練に取り組める人  
  • エサを一切使わず矯正訓練に取り組める人  
  • 更正する可能性があろうがなかろうが引き受ける人
  • 結果を出せなければ責任をとれる人

現在のところ、この基準を満たしているのは不肖中村と門下生のみです。